2013年10月31日木曜日

賃貸住宅で長期安定経営 その3

◆ミサワホーム(売電期待の太陽光発電)

ミサワホームは今年8月、太陽電池発電量が10キロワット以上の太陽光発電システムを搭載する「Solar Max」シリーズを発売しました。木質系戸建て住宅、木質系賃貸住宅、鉄骨系戸建て住宅があり、木質系賃貸住宅の名称は「Belle Lead Solar Max」です。

太陽光発電を搭載することで、CO2排出量削減に大きく貢献、環境意識の高い入居者の確保を促進する効果が期待できる上、収益面でのメリットも大きいです。

太陽光発電システムには、電力会社による買い取り制度が実施されています。10キロワット未満の太陽光発電システムですと、買い取ってくれるのは、家庭で使った電力の残りである余剰電力のみですが、10キロワット以上の太陽光発電なら、発電した電力の全量を買い取ってもらえます。しかも、余剰電力の買い取り制度が10年間であるのに対して、全量買い取り制度は20年間という違いもあります。

設置方位が真南、屋根勾配3分の1、20年間の発電効率が平均90%として、年間平均日射量をもとにした試算によると、20年間の売電収入は神奈川県と埼玉県で約705万円、千葉県で約694万円、東京都で約662万円に達しています(ミサワホーム調べ)。初期費用として400万円ほどかかりますが、長い目でみれば、賃貸住宅経営の収益性向上に役立ちます。

熱交換率が向上した東芝製の太陽電池モジュールを採用、10キロワットの搭載に必要な屋根面積は約2割縮小、狭小地の賃貸住宅でも搭載が可能になりました。また、屋根材を兼ねた屋根建材型のパネルになっているので、重量が軽く、屋根への負担を軽減、外観上も美しいデザインを実現しています。

【お問い合わせ先】0120−367−330

(完)

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