ダブル発電 その3
◆投資回収には難
太陽光発電もエネファームも設置時には、国の補助金が受けられます。太陽光は出力1キロ・ワットにつき1万5000円〜2万円、燃料電池は最大45万円ですが、このほかに独自に補助金を出している自治体も多いので、確認してみて下さい。
ただ、こうした助成を受けても、余剰電力の売電収入で初期投資を回収するには通常10年以上かかります。燃料電池や太陽光発電の関連部品の一部には耐用年数が10年前後といわれる部品があり、追加の補修費用なども含めると、初期投資が回収できない可能性も念頭に入れておくべきです。
しかし、こうした機器を導入すれば、家族の環境保護や省エネの意識を高めるきっかけにもなります。導入の際には、そうした点も考慮して検討するのが良いでしょう。
(完)
0 件のコメント:
コメントを投稿