2014年9月6日土曜日

住宅ローン 低金利のワナ

住宅ローン金利が史上最低の水準に下がっています。変動金利型では年1%を切る商品もあり、住宅購入や借り換えを考える人には朗報です。「借りすぎ」や借り換えの諸費用などに注意し、無理のない返済計画を立てるようにしたいものです。

◆金融緩和が背景
住宅ローン金利は、メガバンクで主力の10年固定型が年1.20%(9月実行分の最優遇金利)、住宅金融支援機構の長期固定型「フラット35」(返済期間21〜35年)が年1.69%(8月実行分の最低金利)とこれまでで、最も低い水準です。
これは、日銀の金融緩和を背景に、指標となる長期金利が低下しているためです。大手行の変動金利型では年0.775%(9月実行分)とさらに低く、ネット銀行では年0.5%台の商品も出ています。
ただ、ファイナンシャルプランナーの深田氏は「借りすぎて、身の丈以上のローンを抱えないように」と注意を促しています。
物件価格の1〜2割の頭金を用意し、繰り上げ返済も活用しながら、60歳でのローン残額をできるだけ少なくするのが理想です。

◆借り換えチャンス
住宅ローン金利が低い今は、利率の高い時期に借りた人にとって借り換えのチャンスでもあります。
深田氏は、返済中のローンが金利2%以上、残高1000万円以上などの場合、借り換えを検討する余地があるとし、「毎月の返済額は減らさず、期間を短縮して返済総額を抑えるといい」と助言しています。
ただ、別の金融機関への借り換えには通常、保証料などの諸費用がかかります。ソニー銀行など保証料が無料のところもあるので、金融機関のサイトの借り換えシュミレーションを活用し、比較検討するのもいいです。

◆固定選ぶ人6割
住宅ローンは、変動金利型と固定金利型があり、それぞれメリット、デメリットがあります。特性を把握し、慎重に選びたいものです。
変動型は、より低めの利率で借りられる反面、将来の金利上昇で返済額がふくらむリスクがあります。一方、借り入れ当初から一定の利率を据え置く固定型は、変動型より利率が高めです。
住宅金融支援機構の調査によると、2012年末頃までは変動型を選ぶ人が5割以上を占めていましたが、最近は固定型を選ぶ人の割合が増え、14年5〜6月は固定型(一部期間固定型を含む)が62%を占めました。同機構では「金利は長期的にみると底値に近く、将来上昇することを見込んで固定を選ぶ人が多いためではないか」とみています。
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