2014年9月15日月曜日

リビングから階段 開放的

子育て世代を中心に、1階のリビングルームから2階につながる階段を設ける間取りが注目を集めています。廊下がなくなって住まいの空間を有効活用できるほか、家族が顔を合わせる機会を増やせることも人気の理由です。

神奈川県藤沢市の会社員の方は、注文住宅メーカーのアキュラホーム(東京)に依頼し、3年前に木造2階建て住宅を新築。その際、1階のリビングの吹き抜け部分に、アルミ製の階段(14段)を設けました。費用は工事費込みで約65万円。階段の手すりの板は、透明感のあるアクリル素材で、圧迫感もありません。

アキュラホームのよると、7、8年前から、子育て世帯を中心に、リビングに階段を取り入れるケースが増え始めたといいます。

階段のデザインや素材も多彩になっています。建材メーカーのアイカ工業(愛知)は、デザインや安全性に配慮したリビング向けの「シースルー階段」を販売。段板や手すりを薄く加工したスチール製のものが人気で、値段は標準タイプ(14段)で87万円から(工事費別)。

ただし、住宅注文メーカー、ポラリス・ハウジングサービス(京都市)の高田社長は、「リビング階段には注意点もある」と指摘しています。

例えば冬の寒さです。リビングが上に抜けた造りになり、暖気は2階へ、冷気は1階に流れてしまい、1階が寒くなります。高断熱高気密の住宅でないと、暖房の効きも悪くなります。

階段の位置もポイントです。玄関から見てリビングの奥の方に設けると、玄関から2階への動線が長くなり、不便なこともあります。家の中心付近に設置したいものです。

◆リビング階段設置のポイント
・高断熱高気密の住宅に採用するとよい
・玄関から2階への動線が長くならないよう間取りを設計
・吹き抜け部分に設置すれば、上階から光を取り込め、風通しも良くなる
・階段下のスペースも有効活用を。収納のほか、つぼなどを置いてミニギャラリーにすると見栄えも良い
・子どもが転落したりけがをしたりしないよう安全に気を配る
・子どもの成長など将来の状況も考えて、設置の検討を
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信和不動産株式会社
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