東京都心のオフィスビルの空室率が改善し、9月末は5年7か月ぶりに5%台となりました。賃貸オフィス仲介の三鬼商事が9日発表した東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は565%で、前月より0.37ポイント低下し、15か月連続で改善しました。
業績が好調な企業が、耐震性に優れた新しいビルに移転するなど、オフィスビルの需要が高まっていることが要因です。1坪(3.3平方メートル)当たりの平均賃料は前月比0.45%増の1万6805円と、9か月連続で上昇しています。新築オフィスビルは今後1、2年、大幅に増える予定がないため、当面は空室率が下がる傾向が続きそうです。
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