住宅メーカー大手6社(大和ハウス工業・積水ハウス・住友林業・ミサワホーム・パナホーム・三井ホーム)の2014年3月期連結決算(積水ハウスは1月期)は、消費税増税前の駆け込み需要や低水準の住宅ローン金利を追い風に、戸建てやマンションの販売が増え、6社とも増収増益でした。
大和ハウス工業は、賃貸住宅や商業施設を含めて全6部門が増収となり、税引き後利益が初めて1000億円を超えました。積水ハウスは3、4階建て住宅が好調でした。パナホームは太陽光発電パネルを設置してエネルギーを効率的に使う「スマートハウス」の受注が増えました。
ただ、駆け込み需要に伴う反動減の影響は「4月に入っても続いている」(パナホームの藤井社長)といいます。「先行きは不透明」(大和ハウスの大野社長)との声も出ています。各社は省エネルギー住宅や価格が安い住宅など、購入者の選択肢を広げ、需要を掘り起こす考えです。
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