不動産経済研究所が16日発表した11月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のマンション発売戸数は、前年同月より22.3%多い5006戸と、7か月連続で前年実績を上回りました。11月の発売戸数としては2006年(6859戸)以来、7年ぶりの高い水準となっています。消費税増税後も税率が5%のままで済む経過措置は9月に終わりましたが、住宅価格やローン金利の先高感から堅調な需要が続いています。
物件が実際に売れた割合を示す契約率は前年同月より7.7ポイント高い79.6%で、好不調の目安とされる70%を10か月連続で上回りました。平均価格が1億円を超える高級物件が即日完売したケースもあり、人気の高い千代田区や港区、渋谷区などを中心に今後も堅調に推移しそうです。
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