ライフスタイルの変化などで、使いづらくなった家具のサイズなどを調整するサービスが広がっています。座卓の高さを変えてダイニングテーブルにしたり、使わなくなっただんすを本棚に作り替えたり。愛着のある家具を使い続けられ、高齢者に好評といいます。
兵庫県西宮市の女性(87)は3年前、60年以上前に嫁入り道具として両親から贈られた鏡台の高さを家具店で変えてもらいました。正座して使う鏡台に50センチの脚をつけ、イスに座って使えるようにしました。脚をつける費用は約4万円。
この鏡台を調整したのは、全国で7店を展開する家具製造販売「家具の富士」(兵庫県)。家具のサイズなどを調整するサービスは「リメイク」とも呼ばれ、高齢者を中心に注文が年々増えています。
料金は作業の内容によって異なり、イスの脚のカットだけなら3000円程度。座卓をダイニングテーブルにする場合は5万〜7万円。家具の運送費もかかります。イスが片道2000円から。テーブルは同4000円から。調整にかかる期間は2〜4週間。
子どもの独立などで、家具の使い方を見直す例もあります。首都圏などに5店ある洋家具製造販売「ダニエル」(横浜市)は、修理や調整を扱うサービス「家具の病院」を展開。担当者が依頼者宅を訪問し、家具の状況や具体的な要望を聞きながら見積もりを行います。
大阪市の60代の夫婦は、6人がけのテーブルの天板の長さを必要に応じて変えられるようにしました。子ども3人が独立して、普段は大きなテーブルが必要なくなったからです。
長方形のテーブルの天板中央部分を40センチ切って短くし、天板裏側にレールを付けて中央部分を取り外せるようにしました。子どもらが訪れた時は、中央部を開いて板をはめることで長くして使います。約30万円かかりましたが、「40年ほど使っていたものなので、何とか使い続けたかった」と言っています。
同社では、使わなくなった洋だんすの奥行きを短くし、内側に棚板をつけて書棚に作り替えたことがあるといいます。
調整を依頼する際は注意が必要です。(下記参照)
◆店に依頼する時の注意点
・相談や依頼をする際は家具の写真やイラストなどを送り、材質や状態などを具体的に伝える
・調整にかかる手間によって料金が異なる。予算を伝え、見積もりを取って費用を確認する
・依頼する場合、持ち込み可能か、引き取りに来てもらえるか、運搬の方法や料金を確認する
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信和不動産株式会社
梅ヶ丘店 三浦 祐一
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